1979-07-11 第87回国会 衆議院 商工委員会流通問題小委員会 第1号
最近、高島炭坑が貯炭の問題とかあるいは炭層その他の関係等もありまして、非常に経営が深刻になっておる。労務賃金がカットされるという形で実は労使合意をした。そのために高島炭坑に対しては、中小企業庁としてもその事態を踏まえて特別な扱いをすべく、県当局との話し合いが進められておると私は承知をしておるわけでございます。
最近、高島炭坑が貯炭の問題とかあるいは炭層その他の関係等もありまして、非常に経営が深刻になっておる。労務賃金がカットされるという形で実は労使合意をした。そのために高島炭坑に対しては、中小企業庁としてもその事態を踏まえて特別な扱いをすべく、県当局との話し合いが進められておると私は承知をしておるわけでございます。
ただ三菱鉱業高島炭坑においては、遂に二つの坑道が発火し、水没するのやむなきに至りましたが、人命には何ら異状がなかつたのであります。争議後は、各炭鉱とも鉱員が入坑し、坑内の整備に努めており、まだ事故は一つも発生しておりません。
例えば高島炭坑のごときは、水面の中にやはり鉱脈が入つていて、これに手を付けるには日本の技術だけでは三年か、四年かかる。併し外国の技師の話によるというと、六ケ月でいいというような話などもあつて、現にこの問題は一度考慮したこともあるというようなわけで、現在外国の技術の導入、或いは日本の技術の発達、科学の進歩を政府としては軽々に考えているわけではないのであります。